今回新たに、ユーザー様からのお声が多かった便利機能が追加されました。
以下に内容を簡単に説明していきます。
■アップデート内容
②【汎用消込仕訳出力】「freee会計」向けテンプレートを追加 ※汎用消込仕訳出力オプション利用時のみ
③【PCA会計hyper消込結果連携】部門の出力設定内容を変更
①【前受自動振替】複数入金時でも前受自動振替の発動が可能に
これまで前受自動振替を発動するためには「入金データが一件のみ ※振込手数料・消費税誤差を除く」である必要がありました。
本アップデートにより「入金データが2件以上」の場合でも前受自動振替の発動が可能となりました。
<設定方法>
【設定】「照合ロジック設定」>設定1>前受自動振替設定にて「基準日」を設定します。
複数入金の場合、設定された「基準日」を参照し、前受自動振替対象となる請求データを決定します。
最も新しい入金日:消込対象の入金データの中で最も新しい入金日を前受自動振替の基準日とします。
最も古い入金日:消込対象の入金データの中で最も古い入金日を前受自動振替の基準日とします。
例:前受自動振替設定>売上日で判定する / 会社設定>会計帳簿の締日 : 99 の場合
<消込データ>
| 請求データ | 入金データ | ||
| 売上日 | 金額 | 入金日 | 金額 |
| ①2025/1/31 | 10,000 | ④2025/1/31 | 20,000 |
| ②2025/2/28 | 10,000 | ⑤2025/2/28 | 10,000 |
| ③2025/3/31 | 10,000 | ||
<仕訳データ>
基準日:最も新しい入金日を選択した場合
2025/2/28が最も新しい入金日のため、売上日が2025/2/28より後の売上日を持つ請求データ(③)が前受自動振替対象となります。
伝票日付 借方 貸方
2025/1/31 預金10,000 /売掛金10,000・・・①④消込仕訳
2025/1/31 預金10,000 /売掛金10,000・・・②④消込仕訳 ※伝票日付=入金日
2025/2/28 預金10,000 /前受金10,000・・・⑤前受計上仕訳...⑤'
2025/3/31 前受金10,000 /売掛金10,000・・・③⑤前受消込仕訳
基準日:最も古い入金日を選択した場合
2025/1/31が最も古い入金日のため、売上日が2025/1/31より後の売上日を持つ請求データ(②③)が前受自動振替対象となります。
伝票日付 借方 貸方
2025/1/31 預金10,000 /前受金10,000・・・④前受計上仕訳...④'
2025/1/31 預金10,000 /売掛金10,000・・・①④消込仕訳
2025/2/28 預金10,000 /前受金10,000・・・⑤前受計上仕訳...⑤'
2025/2/28 前受金10,000 /売掛金10,000・・・②④'消込仕訳
2025/3/31 前受金10,000 /売掛金10,000・・・③⑤'前受消込仕訳
②【汎用消込仕訳出力】「freee会計」向けテンプレートを追加
「汎用消込仕訳出力」に「freee会計」向けのテンプレートを追加しました。
既存のfreee会計向け仕訳出力ファイルのフォーマットをもとに、出力項目や順序を柔軟に設定いただけます。
詳細や設定方法は下記記事をご参照ください。
汎用消込仕訳出力
汎用消込仕訳 出力設定
※「汎用消込仕訳出力」は無償オプションです。ただし、現在テンプレートのご用意がない会計システム向けの仕訳出力を行いたい場合、ご案内および弊社での初期設定にお時間を頂戴いたします。
ご要望の際はご利用の会計システムと併せ、導入支援担当もしくはサポートまでお知らせください。
③【PCA会計hyper消込結果連携】部門の出力設定内容を変更
1.PCA会計hyper部門管理設定を参照する仕様へ変更
これまではV-ONEクラウド上の部門情報を連携しておりましたが、PCA会計hyper側の部門管理設定(画像青枠)に従って、部門情報を連携するように仕様を変更いたしました。
(【設定】「PCA会計hyper仕訳出力設定」画面)
(PCA会計hyper>「前準備」>「会社基本情報の登録」>[基本情報]タブ)
■PCA会計hyperへ連携される部門内容
| PCA会計hyper部門管理設定 | |||
| V-ONEクラウド仕訳出力設定 | 管理しない | 全科目 | 損益計算書科目 |
|
01:PCA会計hyperの部門管理設定に従う |
共通部門 | 部門コード |
区分に紐づく科目がPL科目のとき → 部門コード 区分に紐づく科目がPL科目ではないとき → 共通部門 |
| 02:PCA会計hyperの部門管理設定に従い、 固定値をセットする | 共通部門 | 出力設定画面にて設定した固定値 |
区分に紐づく科目がPL科目のとき → 出力設定画面にて設定した固定値 区分に紐づく科目がPL科目ではないとき → 共通部門 |
| 03:PCA会計hyperの部門管理設定に従い、 管理設定の値をセットする | 共通部門 | 管理設定にて設定した部門コード |
区分に紐づく科目がPL科目のとき → 管理設定にて設定した部門コード 区分に紐づく科目がPL科目ではないとき → 共通部門 |
※ご留意事項
・PCA会計hyper消込結果連携にてデータ抽出を行った際に、PCA会計hyper側の部門管理設定情報を取得するため、ユーザー様側での再連携設定は不要です。
・本リリース以降に一度もデータ抽出を行わずに過去データの「再出力」を行った場合、「データ領域の選択」画面が表示されます。PCA会計hyper側の部門情報を取得するため、該当するデータ領域を選択し再出力いただくようお願いいたします。
・下記の通り、弊社側で従来の設定に相当する新設定に設定変更いたしました。ユーザー様側での仕訳出力設定の変更は不要です。
| 変更前 | 変更後 |
| 01:部門コードをセットしない | 01:PCA会計Hyperの部門管理設定に従う |
| 02:固定値をセットする | 02:PCA会計Hyperの部門管理設定に従い、 固定値をセットする |
| 03:部門コードをセットする | 01:PCA会計Hyperの部門管理設定に従う |
| 04:PL科目のみ部門コードをセットする | 01:PCA会計Hyperの部門管理設定に従う |
| 05:管理設定の値をセットする | 03:PCA会計Hyperの部門管理設定に従い、 管理設定の値をセットする |
2.PCA会計hyper部門管理設定「損益計算書科目」の場合の貸方部門の出力内容を変更
下記の通り、PCA会計hyper部門管理設定にて「損益計算書科目」を設定している場合における貸方部門の出力内容を変更いたしました。
変更前)
貸方部門:一律<共通部門>を連携
変更後)
貸方部門:PL科目を参照してPL科目であれば<指定の部門コード>を、PL科目でない場合には<共通部門>を連携
従来通り、貸方部門にて<共通部門>を出力したい場合には、【マスター】「科目マスター」にて、請求区分に紐づく勘定科目の「PL科目」チェックをオフにして更新していただくようにお願いいたします。